反日ワクチン,F機関とインド

反日ワクチンは,自虐史観を当時を生きた人の本を引用する事で反論しているブログです.2008/7/29 のエントリーを最後に更新されていませんが,一見の価値があります.ブログ形式ですが,内容は,基本的に日記ではないので,通常のホームページとして見られるものです.私は前からこのブログを知っていましたが,長い間リンク集には入れておらず,今日加えました.

最終エントリーは,F機関—インド独立に賭けた大本営参謀の記録の抜粋です.戦後陸上自衛隊陸将になった,藤原岩市中佐の本です.彼は第二次世界大戦でF機関のリーダーとして世界をひっくり返しました.F機関は,英印軍のインド人兵士を説得して,日本を助けインド独立のために戦うインド国民軍兵士としました.その作戦はイギリスを脅かし,戦後マレイの探偵局長が藤原岩市氏本人に,”貴官の工作は、真にグローリアス・サクセスであった。敬意を表する。”と言わしめた程です. 我々はインパール作戦でも戦争そのものでも負けましたが,英国は英印軍を失いました.マハトマ・ガンジーのインド国民会議派は,戦後インド国民軍兵士を助け,インド人にはインド皇帝(イギリス女王)への抵抗権があると言いました.人々は彼らのために抵抗し,2年後にインドは独立しました.

日本では,英印軍を英軍と認識するため,我々はインドと戦争していないと言う人もいます.技術的には,それは間違いでしょう.でも,そう感じるのは当然です.その上,我々保守派はインド国民軍を知っています.インドが連合国側のプレーヤーだと言いうる事は誰も隠していませんが,目立たないのです.インドは連合国側で参戦したとは言えますが,同時に,インド人は日本の最大の同盟者であった訳です.